オーディオテクニカ(町田市西成瀬2)は11月10日、ハイレゾ対応メディアプレーヤー「AT-HRP5」を発売する。
レコードプレーヤーを手掛けてきた同社初のデジタルプレーヤーは車載専用のハイレゾ対応。ホームオーディオやプロフェッショナルな分野で培ってきた技術を生かして、高熱や振動、ノイズを受けやすいオーディオにとってハードな環境の車内でも高音質な音源を楽しみたいというニーズに応えた。
音声ファイル形式はハイレゾ音源に加えてFLAC・MP3・AACなど、映像ファイル形式はAVI・MP4・MOVなど、それぞれ幅広く対応。ヘッドユニットが対応していないファイルも再生可能。車載モニターとの接続で携帯音楽プレーヤー風のインターフェースを表示し、付属のリモコンで直感的な操作ができるようにした。10バンドのイコライザー機能で音質を選べる。
同社広報担当者は「昨今は公共交通機関を使わず、車を利用する人が増え、カーオーディオ分野への関心や要望がより高まっていると思う。これからもこの分野の製品を拡充していく予定」と説明する。
希望小売価格は9万5,000円(税抜)。