J2リーグ第9節、FC町田ゼルビアはレノファ山口に0対2で敗れた。入場者数は0人。
緊急事態宣言下で、昨年7月に続く2度目のリモートマッチ(無観客試合)。序盤は町田が主導権を握り、決定的な場面をつくるもシュートがクロスバーを叩くなどして得点には至らない。すると山口がペースを掴み、スコアレスで試合を折り返す。
先制したのは山口。後半2分、前線へのロングパスでディフェンスラインの裏に抜け出した高井和馬選手がゴール右に狙いすましたシュートを決める。さらにスルーパスを小松蓮選手が決めて、リードを広げる。
主導権を握られて攻めあぐむ町田は73分にホーム戦初出場のドゥドゥ選手とマソビッチ選手を、83分にはチョン・テセ選手をそれぞれ投入するも、山口の守備を攻略できなかった。町田の連勝は3でストップ。
試合後、ポポビッチ監督は「我々がつくった決定機を決めきれなかった。失点はスキを付かれた。相手の攻撃の芽を摘む佐野海舟選手が抜けて初めての試合で、影響なかったとは言えないがチームとして戦うなかで良さを出せた部分もあった。全員で戦うことを継続していきたい」などと話す。
町田の次のホームゲームは5月16日、アルビレックス新潟と対戦する。