日本フットサルリーグ(Fリーグ)2021シーズン第2節のホーム開幕戦、ペスカドーラ町田はエスポラーダ北海道に4対7で敗れた。観客数は790人。
昨季リーグ3位の町田は今季、日本代表候補トレーニングキャンプに選ばれた伊藤圭汰、本石猛裕、毛利元亮、甲斐稜人、倉科亮佑の若手5選手が軸となり、去年の得点王ヴィニシウス選手、守護神イゴール選手が脇を固める布陣。開幕戦で立川・府中に競り勝ち、幸先いいスタートを切った。
昨季チーム2位の得点を挙げた日本代表の室田祐希選手が移籍した北海道を迎えての一戦。序盤、町田が少ないタッチ数でシュートを放ちリズムをつくると、ヴィニシウス選手のFKで先制。その後、北海道は高い位置でのアグレッシブなプレスで流れを引き寄せ、同点で試合を折り返す。
後半3分、北海道に逆転されるもヴィニシウス選手のハットトリックで再逆転。前半から一転しての打ち合いで北海道が主導権を握り、フリーでシュートを打つ場面が増える。そのなかでイゴール選手が顔面でシュートを受けて一時退場。北海道はGKの代わり端に得点を加え、さらにパワープレーの町田を返り討ちして今季初勝利を挙げた。
試合後、ゲームキャプテンの伊藤選手は「リードしたが、ミスで決めきれずに失点して難しい試合にしてしまった。昨年よりもチーム力は上がっている。自信をもって戦いたい」などと振り返る。ルイス・ベルナット監督は「攻撃、守備の両方で連携ミスがあった。このような試合は確実に勝たなければいけない。気を引き締めて、次はいい試合をしたい」などと話した。