J2リーグ第21節、SC相模原はギラヴァンツ北九州と0対0で引き分けた。入場者数は1065人。
相模原は前節、アウェーで秋田と引き分けて7試合ぶりの勝ち点。シーズン前半の最終戦となるホームゲームに天皇杯2回戦で勝利した北九州を迎えた。
スタメンには、浦和レッズからレンタル移籍した藤原優大、サガン鳥栖からレンタル移籍して前節に初出場ゴールを決めた兒玉玲王斗といった若手選手、天皇杯を含め5試合連続出場の稲本潤一、藤本淳吾といったベテラン選手が名を連ねた。
試合は序盤、相模原が攻勢をかけるもチャンスに決めきれずにスコアレスで試合を折り返す。後半は北九州に攻め込まれたが、シュートがポストに直撃するなどして北九州もチャンスを生かすことができなかった。相模原はホームで町田戦以来、4試合ぶりの勝ち点。
試合後、高木拓也監督は「節目となるゲームで1つ前進できた。稲本と藤本はコンディションが良く、存在を含めて力を出してくれた」などと振り返る。
藤原選手は高さや動き出しの速さ、守備範囲の広さで存在感を見せた。藤本選手は「年齢が離れていても負けないという気持ちでやっている。それがチームのレベルアップになる」などと話す。
相模原の次のホームゲームは1カ月後の8月9日、栃木SCと対戦する。また、アウェーで7月18日にFC町田ゼルビアと対戦する。