J2リーグ第24節、SC相模原は栃木SCと0対0で引き分けた。入場者数は2468人。
オリンピックによる3週間の中断期間開け。22位の相模原と17位の栃木、ともに新戦力を加えての後半戦リスタート。相模原は先月、期限付きで移籍したMF成岡輝瑠選手(清水エスパルス)とDF木村誠二選手(京都サンガF.C.)が先発デビュー。
試合は超強風で両チームともにボールの扱いに苦心。前半の序盤は、新加入のFW豊田陽平選手を擁する栃木の攻撃陣が相模原を押し込むも、飲水タイム以降は風上の相模原が攻勢をかける。
後半、相模原は途中出場のFWユーリ選手がMF藤本淳吾選手のスルーパスに抜け出し、ペナルティーエリア内でシュートを放つも枠を捉えることはできない。栃木もターゲットの豊田選手が落としたボールを拾えないなど、互いに決定機をつくるも得点には至らなかった。相模原はホームで3試合連続の引き分け。
試合後、高木拓也監督は「勝ち点3を取りにいきながら1に留まったのは残念だが、マンツーマン気味の栃木の逆手をつくことができた。選手は勝ち点プラス2につながる、いいプレーをしてくれた」などと話す。
相模原の次のホームゲームは8月14日、ヴァンフォーレ甲府と対戦する。