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町田ボウリングセンター閉館へ 最後のレトロレーン、57年の歴史に幕

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 町田駅近くのボウリング場「町田ボウリングセンター」(相模原市南区上鶴間本町3)が8月31日に閉館する。隣接のホテル「ラポール千寿閣」も同日閉館。

ラポール千寿閣の外観

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 両施設を運営する千寿産業は1964(昭和39)年創業で翌年、ボウリング場と結婚式場を開設。1970年代のボウリング大ブーム期には、ニチベイボウル(現在の町田市民ホール)、ホリデーボウル(現在のPOPビル)とともに人気を集めた。

 町田ボウリングセンターはウッドフロアの36レーン。オートスコアラーとバンジーレーンを備えつつ、低い天井と広い空間がレトロな雰囲気を醸し出す。現在も大会やリーグ戦、プロによる教室がほぼ毎日開かれている。

 結婚式場は1985(昭和60)年、ホテル「ラポール千寿閣」に業態変更。宴会場は婚礼だけでなく会議やイベントなどに、町田・相模原の市民や団体から広く利用されてきた。閉館理由は、宿泊客と施設利用者の激減。ホテル支配人は「新型コロナウイルス感染症の影響が大きかった」と説明する。

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