J2リーグ第27節、FC町田ゼルビアはヴァンフォーレ甲府に3対0で勝利した。入場者数は3381人。
8月未勝利の町田は効果的なパスとフリックで攻勢をかけると開始4分、MF平戸太貴選手のシュートで先制する。その後は甲府に押し込まれたが、町田はカウンターで応酬。DF高橋祥平選手の前線へのロングボールを繋ぎ、MF吉尾海夏選手のマイナスの折返しをMF髙江麗央選手がフリーで決める。
後半も町田が追加点。スローインのこぼれ球に吉尾選手が反応してドリブルで敵陣奥まで持ち込み中央にパス。MF長谷川アーリアジャスール選手が豪快に叩き込む。選手交代でゲームをコントロールした町田が8月最後の試合を白星で飾り、順位を6位から8位に上げた。
試合後、ランコ ポポヴィッチ監督は「目指していたいい試合ができた。中断明けは勝ち星から遠ざかっていて、どうしても勝ち点3がほしかった。ここ3試合は選手交代で流れを変えられなかったが、今日は途中出場の選手がチームに勢いとエネルギーを与えてくれた」などと振り返った。
次のホームゲームは9月18日、V・ファーレン長崎と対戦する。