ノジマステラ神奈川相模原は6月28日、ノジマフットボールパーク(相模原市南区新戸)で2022-2023シーズンの初練習を行った。
菅野将晃GM兼監督が2018シーズン以来4年ぶりに指揮を執る今季。初日から午前と午後の2部練習メニューを組み、午前中はフィジカルコンディションを整えるためのトレーニングを実施。杉田亜未選手らは積極的に声を出して、チームに明るい雰囲気を与えていた。
新加入選手は現在、2021年なでしこジャパンメンバーの浜田遥選手(マイナビ仙台レディース)、平野優花選手(FCケルン)、南野亜里沙選手(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)。平野選手と南野選手は復帰組。「菅野監督とステラでもう1度プレーしたかった。懐かしい場所に帰ってきたという気持ち」(南野選手)。
昨シーズンにキャプテンを務めた松原有沙選手は「菅野監督は厳しい練習を課すと聞いていたので、準備をして初練習に臨んだ。(先週から始まった)自主トレでは、浜田選手がみんなに声を掛けて走っていた」と明かす。
菅野監督は「ゼロからつくったチームが苦しんでいる状況を立て直す。さらに選手のQOL(生活の質)を向上させて、プロ選手=社会人として成り立たせたい」などと復帰の理由を説明する。取締役としても再任。観客数2000人を目指すとともに、新たなスポンサーの獲得、選手とスポンサーとの関係づくりやコラボ企画を仕掛けていくという。
WEリーグ開幕は10月。「選手のポテンシャルは高いので、同じ方向でプレーできるようにしていく」(菅野監督)