相模原市は9月1日より、市立小中学校などと連携した電子書籍サービスを提供する。
1人1台端末などのICT環境を活用した「新しい学び」を推進することが目的。学校や自宅での学習に電子書籍を活用できるように、「みんなで一緒に読める本」「図鑑・辞典・百科」「SDGsの本」などの特集テーマを設定する。
授業や朝読書、調べ学習、英語教育、特別支援学級、夏休み中の家庭学習といった利用を想定するほか、育児・子育てに関する本もラインアップし、一般も利用できる。
市立小中学校と義務教育学校の児童生徒の利用申請は不要。一般は利用申請が必要。条件は、相模原市在住・在勤または在学で貸出券の所有者。広域利用登録者は利用できない。利用申請は、各図書館の窓口かウェブサイトから行う。
貸出は2点まで。貸出期間は1週間以内で、経過すると自動的に返却される。最新号雑誌は、図書館内でのみ閲覧できる。なお、市立図書館・相模大野図書館・橋本図書館は8月2日より、公衆無線LANサービスを提供している。
利用申請の受付開始は9時30分。