相模原市のリニア中央新幹線「神奈川駅(仮称)」工事現場(相模原市緑区橋本2)で10月1日より、住民向けの大規模イベント「さがみはらリニアビジョン」が開かれる。
事業や工事への理解を深めてもらうことを目的に据える。住民向けの大規模イベントは中央新幹線の工事現場で初めての取組みで、だれでも参加可能。
工事現場の掘削斜面を利用する縦15メートル、横30メートルのプロジェクションマッピングでは、中央新幹線のコンセプトムービーや神奈川県駅(仮称)の工事概要、神奈川県「ROBOT TOWN SAGAMI 2028」、相模原市のシティプロモーションを投影。
盛土の安全性をPRする企画では、参加者が高さ約6メートルの盛土に登ることができる。この盛土は、現場で掘採した土を地下駅構築後に埋め戻すまでの期間、仮置するもので、構築完了後(最大8~10メートル)は一般開放の見学スペースとしての活用などを想定する。
展示ブースでは、中央新幹線計画の関連資料やL0系車両の模型、現場で使用している大型重機などを展示予定。
開催日時は、10月1日~4日の計4日間。各日、17時30分・18時15分・19時00分・19時45分の4回開催する(1日は19時45分回のみ)。参加にはWEBサイトからの申込みが必要。1組4人まで受け付ける。申し込み先着順で、募集定員は合計1000人。申込期間は9月28日まで。参加無料。