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相模原ライズ、今季2勝目 Xリーグ第4節

第3クオーターでファンブルを誘い、ボールを奪ったライズのTE/FB財津弘彬選手
Photographs by Kohei SAEKI  ©Official RISE pics

第3クオーターでファンブルを誘い、ボールを奪ったライズのTE/FB財津弘彬選手 Photographs by Kohei SAEKI ©Official RISE pics

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 アメリカンフットボール社会人リーグ「X1スーパー」レギュラーシーズン第4節が10月22日に行われ、ノジマ相模原ライズが胎内ディアーズに21対6で勝利した。

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 ディアーズは今季、3年ぶりにX1スーパーに昇格。前身は日本選手権・ライスボウルで2度優勝するなどの実績を持つ「鹿島ディアーズ」で、クオーターバック(QB)に元全日本代表の加藤翔平選手を擁する。1勝2敗のライズはプレーオフ進出に向けて一戦必勝の構えで臨む。

 試合は、ライズQBカート・パランデック選手のパスやランを織り交ぜた攻撃により先制。第2クオーター(2Q)には、ディアーズのパントをランニングバック(RB)若島慎兵選手がブロックして転がるボールを拾い上げたタイトエンド(TE)/フルバック(FB)吉田武蔵選手がそのままエンドゾーンまで運んで加点。

 3Qには、TE/FB財津弘彬選手が相手のパントのリターナーにタックルを決めてファンブルを誘発。リカバーした直後の攻撃でさらに加点。4Qにもディフェンスバック(DB)西川大地選手がパントブロックを決めるなど、ディフェンス陣が相手の得点をフィールドゴール2本に抑えた。

 ライズの城ヶ滝一朗ヘッドコーチは試合後、「全然だめ(な試合だった)」と硬い表情。「大事な場面での反則やミスが露呈した」、前節IBM戦に惜敗したにもかかわらず、直後の練習や今節の試合前のロッカールームでの「雰囲気がゆるかった」と振り返る。

 次節は11月5日、相模原ギオンスタジアムでオール三菱ライオンズと対戦する。年に一度のホームゲームでありレギュラーシーズンの最終戦となる。

 城ヶ滝HCは「このチームを応援したいと思っていただけるくらい圧勝したい。派手なかっこいいプレーよりも、フットボールの熱さ、激しさをわかってもらえるような試合をしたい」と意気込みをみせる。

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