J2リーグ第8節、FC町田ゼルビアがブラウブリッツ秋田に0対1で敗れた。入場者数は3219人。
8日間で3試合をこなす3連戦の初戦。首位の町田が5位の秋田をホームに迎える。町田は前節に決勝ゴールを決めたミッチェル・デューク選手がけがで欠場。藤尾翔太選手が今シーズン2試合目の先発で前線に入る。
試合は、秋田が積極的に動き、セカンドボールを収めて町田ゴールに迫る。町田はカウンターから平河悠選手がシュートを放つもクロスバーにはじかれる。秋田も同じくカウンターから、GKポープ・ウィリアム選手の頭上を越すロングシュート。ウィリアム選手は背走してゴールライン際でボールに触る。あわやゴールかと思われたが、判定はなかった。0対0で試合を折り返す。
後半も秋田が攻勢をかけるも、町田の堅い守備で膠着(こうちゃく)状態に。終盤、秋田がペナルティーエリアへのロングスローからシュートを決めて、これが決勝点になった。
試合後、黒田剛監督は「布陣で新しいチャレンジをした。決定機は作られなかったが、こちらもフィニッシュまで持っていけなかった。失点場面は、(ロングスローの場面をつくらせないように)シンプルにプレーをするべきだった」などと振り返る。
町田は開幕から続けてきた無敗記録が「7」でストップ。「42試合ある中で無敗なんてことはありえない。良かったときの守備を振り返りながら、また戻していきたい。水曜にも試合があるので、気持ちの切り替えをして臨みたい」と意気込む。
町田の次のホームゲームは4月16日、2位の大分トリニータと対戦する。