J2リーグ第17節が5月21日、町田GIONスタジアムで行われ、FC町田ゼルビアが清水エスパルスに2対1で勝利した。入場者数は過去最多の1万444人。
第16節終了時点で、最少失点の町田と最多得点の清水との盾鉾対決。リーグ覇権を占うシーズン前半の注目の一戦に多くのサポーターが詰め掛け、アウェー側席は清水のサポーターで埋め尽くされた。
試合は前半、清水が町田の守備網のスペースをつく鋭いスルーパスからシュートに持ち込もうとするも、決定機には至らない。
先行したのは町田。翁長聖選手が蹴ったロングボールにエリキ選手が反応。相手選手のボールロストを誘うと、走り込んだ平河悠選手がゴールキーパーをかわして、ネットを揺らす。
清水も終盤、町田が攻守の切り替えで間延びしたタイミングにロングカウンターで追い付き、試合を折り返す。
後半も、攻守が目まぐるしく変わる熱戦を繰り広げつつ、終盤まで試合は動かない。町田は3本のシュートがゴールポストに弾かれる。アディショナルタイムは町田が攻め立てると、チャン ミンギュ選手がフィニッシュ弾。劇的な幕切れにスタンドが騒然とした。
町田の次のホームゲームは6月11日、V・ファーレン長崎と対戦する。