相模原市が8月1日より、家庭を対象とした「省エネ機器更新促進補助金」を受け付ける。

　家庭でのエネルギー費用負担の軽減と温室効果ガスの排出量の削減につなげることが目的で、一定の省エネ性能を満たす機器への買い替えを支援する。

　対象機器は、エアコン、テレビ、照明器具（電球含む）、電気冷蔵庫、ガス温水機器、ガスストーブなど12品目。買い替え費用の3分の1を5万円まで助成する。購入金額は税抜き1万円以上で合算できる。既存機器の撤去・処分を伴わない新規購入や中古品への更新は補助対象外。

　対象は相模原市民で、1世帯あたり1回限り。購入前にウェブサイトからの事前登録が必要。事前登録は、第1回＝8月1日～31日、第2回＝11月1日～30日。期間内に購入・設置・支払いを全て完了させることが必要。各回申し込み順で予算の上限に達し次第、受け付けを終了する。事業費の当初予算は約4億6,000万円。

　更新前に既存機器の写真を撮影すること、レシートや領収証に市内の店舗であることが明記されているなど、さまざまな要件がある。支払い後、申請書類を提出すると審査を経て1～2カ月後に補助金が振り込まれる。詳細は特設サイトで確認できる。