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相模原で「岩橋英遠・岩橋崇至 ふたりのまなざし」展 父と子の風景作品40点

岩橋崇至さんの作品

岩橋崇至さんの作品

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 日本画家・岩橋英遠さんと写真家・岩橋崇至さんの企画展が現在、相模原市民ギャラリー(相模原市中央区相模原1)で開かれている。

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 英遠さんは今年、生誕120周年。北海道滝川村(現滝川市)に生まれ、画家を目指して上京したのち、相模原市を終の住処(ついのすみか)とした。伝統的な日本画を受け継ぎながら、前衛運動にも参加。郷里で培われた自然へのまなざしと革新性が、「独自の深遠かつ壮大な絵画世界」に結実したという。

 崇至さんは英遠さんの三男。大学在学中から写真を学び、父の取材旅行にも同行した。雄大な自然を見た父と重なる眼で、壮大な風景を大胆な構図で活写。山岳写真家として北アルプスを撮り続けながら、アメリカのロッキーや朝鮮半島の白頭山などの国際的なフィールドで活躍。昨年11月に逝去した。

 同展は同ギャラリーの自主企画。崇至さんを追悼し、自然と真摯(しんし)に向き合い続けた父と子ふたりのまなざしが宿った作品計40点を紹介する。

 開催時間は10時~18時。水曜休館。観覧無料。8月27日まで。

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