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小田急町田駅で「まちだの駅弁」、初日は即完売 駅員が発案

「まちだの駅弁」を考案した小田急町田駅の職員

「まちだの駅弁」を考案した小田急町田駅の職員

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 町田産の食材を使った弁当「まちだの駅弁」が9月16日より、小田急町田駅で3日間限定販売され、初日は用意された40個がすぐに売り切れた。

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 まちだの駅弁は、障害者の活動を支援するNPO法人「プラナス」(町田市下小山田町)が町田産の食材をメーンに使って製造。運転手と食材が列車に同乗するパッケージデザインは駅員が描いた。

 駅弁販売を発案した町田管区主任の田村翔大さんは「土曜と日曜の小田急百貨店が開店する前、改札口で仕事をしていると利用客から駅弁を買える店を尋ねられることが多かったので、需要があると考えた」と説明する。

 4月から準備に取り掛かり、町田市観光コンベンション協会を通じて同NPOに依頼した。「町田産の食材を一つひとつ集めて弁当をつくることも考えたが、既存の「まちだの里山弁当」を利用させてもらった。農園で食べた野菜の味が生かされるように調理されていてとてもおいしい」と笑顔を見せる。

 弁当は予定より30分繰り上げて7時から販売。本来の販売開始時間である7時30分から一気に売れ始め、5分間で売りきった。「予想以上の売れ行き。弁当が100円割り引きとなる小田急の各種フリーパスを販促する間もなかった。継続販売できれば」(田村さん)。

 弁当の内容は日替わりで、鶏のしょうゆこうじ焼き、ワラビ入り鶏つくね、豚のしょうゆこうじショウガ焼きの3種類。これにレンコンのフライ、サツマイモのレモン煮、小松菜のゴマ和え、だし巻き卵など地場産食材を使った副菜が添えられる。価格は1,000円。

 まちだの駅弁の販売予定時間は7時30分~9時。売り切れ次第終了。17日は80個を用意するという。販売場所は西口改札前。9月18日まで。

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