ジャパンラグビー・リーグワン ディビジョン1第9節が3月10日、相模原ギオンスタジアム(相模原市南区麻溝)で行われ、三菱重工相模原ダイナボアーズはコベルコ神戸スティーラーズに14対43で敗れた。入場者数は6156人。
前節に昨季のチャンピオンチームに勝利した2連勝の相模原と4連勝の神戸、勢いのあるチームによるシーズン後半の初戦。会場には今季2番目に多い観客が集まった。
試合は前半、風下を選択した相模原が神戸の攻勢を受けて5トライを献上。勝負所と見込んだ後半、風向きが変わり、風上の優位性を生かせない。それでも、相模原のジャクソン・ヘモポ選手がトライを決めたが神戸の堅守に加点ならず。世界的名手や日本代表選手がそろう強敵に及ばなかった。
試合後、相模原のグレン・ディレーニーヘッドコーチは「自分たちは80分を通してコントロールできなかった試合だった。相手もダイレクトにフィジカルに来て、自分たちのやりたいことをさせてくれなかった」と振り返る。
次の相模原ギオンスタジアムでのリーグ戦は今季最後。ブラックラムズ東京と4月27日に対戦する。