Fリーグディビジョン1第8節が7月20日、町田市立総合体育館（町田市南成瀬5）で行われ、ペスカドーラ町田が立川アスレティックFCと3-3で引き分けた。観客数は1622人。

　前節、バルドラール浦安に0-5で敗れた町田は、先発GKをビゴージ選手から土岡優晟選手に入れ替え。試合の前半は、浦安の前掛かりの守備に苦戦し、カウンターとセットプレーで3点を先取される。

　後半、町田は反撃に出るためGKを攻撃的なプレーが持ち味のビゴージ選手に交代。パワープレーを展開すると、右サイドで山中翔斗選手が躍動。2本のクロスで、野村啓介選手と礒貝飛那大選手のゴールをアシスト。さらに自身でも左足を振り抜き、ネットを揺らす。同点後は決定的な場面を両チームともつくることができずにタイムアップ。勝ち点1を分け合った。

　試合後、甲斐修侍監督は「前半の失点で、前節と同じような状況になってしまった。同じことを繰り返さないようにハーフタイム、この試合で流れを変えようと全員で認識し、後半、なんとか同点にするところまでいけたのは少しのプラス材料。チームで修正して次に臨まないと勝ち負けを問えるゲームにならない」と話す。

　本節は上位チームが軒並み引き分け。順位に変動はなく、町田は首位と勝ち点差5の5位につけている。次節はアウェーで名古屋オーシャンズと対戦。その後、中断期間に入る。次のホームゲームは10月12日、パザジィ大分と対戦する。