J1リーグ第26節が8月11日、町田GIONスタジアム(町田市野津田)で行われ、FC町田ゼルビアは湘南ベルマーレに0-1で敗れた。
リーグ中断期間明けのホーム初戦。約1カ月ぶりの「天空の城」には、1万767人が来場。両チームのサポーターがゴール裏を埋めて熱い声援を送る。
中3日で迎えた当節、町田はホームデビュー戦となるMF相馬勇紀選手(名古屋グランパス)、MF白崎凌兵選手(清水エスパルス)が先発。
試合は前半、左サイドからカットインして放った相馬選手のシュートがクロスバーを叩く。さらに相馬選手はクロスボールでオ・セフン選手のゴールを演出するもオフサイドの判定。見せ場を作ったが得点には至らず、0-0で試合を折り返す。
後半立ち上がり、湘南にボックス内中央を突破されて失点。町田はエリキ選手やミッチェル デューク選手らを投入して攻勢をかけるも、終わってみれば枠内シュートゼロ。
当節は2位の鹿島アントラーズも敗れたため、町田が勝ち点差3の首位を維持した。
試合後、黒田剛監督は「失点シーンのように、ずっとここまでやってきたことがかなり散漫になってきている印象」と振り返る。
町田の次のホームゲームは8月17日、ジュビロ磐田と対戦する。「中断期間に選手の入れ替わりがあった中で、新しいFC町田ゼルビアで勝点3を取ることが選手たちの勇気やいろいろな意味で確信につながる。さらに本気度を出して、選手たちには勝利を目指して練習に取り組ませるようにしたい」(黒田監督)