プロボクシングWBC世界バンタム級王者の中谷潤人さんが8月15日、相模原市役所で王座初防衛の報告を行った。
相模原市ホームタウンアスリートの中谷さんは先月、ビンセント・アストロラビオ選手に1回KO勝ち。わずか157秒で、「鋼鉄」のニックネームを持つ相手を一撃ボティブローで仕留め、プロ転向後の無敗記録を28戦28勝(21KO)に更新した。
今年3月のバンタム級王座獲得に続く市役所での報告会には、中谷さんを一目見ようと市内外から多くの人が集まった。
中谷さんは「無事に防衛できた。試合時間が少し短かったけれど、ノーダメージだった。また、強い中谷潤人をお見せできるように頑張りたい」と挨拶。
「最高に強い勝ち方」と本村賢太郎市長。リング誌の7月20日付けパウンド・フォー・パウンド(PFP、全階級を通じての最強ランキング)は10位から9位に上昇。「1位を目指して」という市長の言葉を受けて、「大きい目標としてPFPでナンバーワンになることがある。そのためにやることはたくさんあり、この階級(バンタム級)では統一戦をしたいと思っている」と応えた。
報告会では、会場からの質問に答えつつ、中谷さんにじゃんけんで勝った来場者にサイン色紙を手渡しした。