FC町田ゼルビアは9月28日、アウェーでサンフレッチェ広島との首位決戦に臨む。黒田剛監督は「リーグの一番大きい試合になる。気持ちを1つにまとめて広島に乗り込みたい」と意気込みを見せる。
9月21日のJ1リーグ第31節を首位で迎えた町田は、19位の北海道コンサドーレ札幌とスコアレスドロー。ケガから復帰した相馬勇紀選手が終盤、両サイドからクロスでのチャンスをつくるも、ネットを揺らすことはできなかった。
同節の結果、ホームで横浜F・マリノスに大勝した2位の広島に得失点差で首位を奪われた。
町田は「J1初昇格年の優勝」というJリーグ初の記録達成を目指す。「これからの試合は順位に関係なく、自分たちの気持ち、パワーの強いほうが勝つ構図に見える」(黒田監督)
今シーズンの残り試合は「7」。上位2チームに勝ち点差「1」で肉薄する3位ヴィッセル神戸とともに優勝争いは佳境を迎える。
町田の今季のホームゲームは、第33節(10月5日)の川崎フロンターレ戦、第36節(11月9日)のFC東京戦、第37節(11月30日)の京都サンガF.C.の3試合。