相模大野の地域情報誌「まるごとオーノ」が10月20日、創刊10周年の第19号を発行した。発行は、地元4商店会と大型商業施設などで構成する「相模大野駅周辺商店会連合会シティーセールスチーム」(相模原市南区相模大野4)。
同紙は2015年、「相模大野LOVERのためのディープな相模大野の情報誌」をコンセプトに据えて創刊。おすすめの飲食メニューや季節ごとの役立ちグッズ、イベント情報、まち歩きが楽しくなるような情報を掲載する。
第19号はコロナ禍明けで活発になった街の動きを捉え、創刊10周年に掛けた「ジューっと熱い! 一皿」をテーマに設定。地元大学生がすすめる飲食店を中心に、スポーツを楽しむ店、新規出店、仮装・装飾ショップなどのテーマで構成する。
「学生からみた相模大野」座談会では、地元の大学に通う学生4人が相模大野の魅力を「安全なまち」「穏やかで過ごしやすい」「商店街がコンパクトにまとまっている」と評価。
同誌の編集を担当した三坂輝さんは「他の街とも同様に、コロナ禍では飲食店などを中心に苦しい時期もあったが、新しく開店した店も少なくない。新しいイベントも増えて街の方々の頑張りを感じる」と話す。
発行部数は1万部で、店舗や大型商業施設に設置したラック、公共施設で無料配布する。