
相模原市が5月9日、JR相模原駅北口に面する相模総合補給廠(しょう)一部返還地の土地利用の検討状況を公表した。
市は4月15日、今夏に策定予定の「相模原駅北口地区土地利用計画」の方向性を定める骨子素案を、有識者などで構成する相模原駅北口地区土地利用計画検討会議(以下、検討会議)で検討している。9日の公表資料は、4月の検討会議の議事録と配布資料の一部。
骨子素案が示す街の将来イメージは、中低層・低密度の街に、業務系・商業系・居住生活系、それぞれの施設、交流ハブとなるオープンスペースを配置するもの。
SC相模原、三菱重工相模原ダイナボアーズ、ノジマステラ神奈川相模原、ノジマ相模原ライズのホームタウン4チームなどが昨年9月に提案した「スタジアム・商業を核とした高層高密度・交流重視ケース」は骨子素案に盛り込まれていない。
その理由について、骨子素案の中で、民間提案が「民設民営による実現」と「用地の無償貸し付け」といった部分で提案募集の前提条件に合わなかったと記されている。
相模原駅周辺まちづくり課の担当者は「骨子素案は確定ではないが、(4月の)検討会議ではスタジアムが含まれていないことについて意見がなかった」と話す。
骨子は3月ごろまでに取りまとめる予定だった。同担当者は「検討は遅れているが、骨子と並行して土地利用計画を検討しており、夏の最終策定ラインは崩さないように進めている。骨子の公表は、6月ごろを予定していた土地利用計画案のスケジュールも含めて検討中」と説明する。