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相模原ダイナボアーズ、9位で終戦 安江選手、リンディ真選手ら引退も

シーズン終了報告会であいさつするグレン・ディレーニーヘッドコーチ

シーズン終了報告会であいさつするグレン・ディレーニーヘッドコーチ

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 三菱重工相模原ダイナボアーズが5月10日、相模原市内でシーズン終了報告会を開いた。

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 ダイナボアーズは今季、2年連続で下位リーグとの入替戦を回避。6位以上のプレシーズン進出は逃したものの9位で終戦。コベルコ神戸スティーラーズや東京サントリーサンゴリアス、横浜キヤノンイーグルスに勝利するなど1部リーグで戦えるチーム力を見せた。

 シーズン終了報告会にはけが人などを除く選手61人が参加。岩村昂太キャプテンは来場したファンに向けて、「求めている結果を得ることはできなかったが、強豪に勝つ試合もあって少しずつ成長が見えたシーズンだった。来シーズンもきついことがあるかもしれないが、一緒に戦っていきましょう」と呼びかけた。

 今シーズンをもって、安江祥光、アライアサ空ローランド、細田隼都、石田一貴、ベン・ポルトリッジなど1部昇格に貢献した選手を含む20人が退団。南アフリカ代表W杯優勝メンバーのカート=リー・アレンゼ選手もサバティカル(トップ選手が他国でプレーする権利)が終了してチームを離れる。

 チーム歴代最多出場記録を今季に達成し、引退するリンディ真ダニエル選手は「12年間いたダイナボアーズ以外ではプレーしたくなかった。あと10年くらいいたい気持ちだが自分は39歳。家族のため、長男のために時間を使おうと思う。ラグビーにはコーチなどで関わっていきたい」などと話した。

 石井晃ゼネラルマネジャーは「今シーズンは、インパクトを残せた部分、昨日のゲーム(第18節)を含めて頑張らなければいけない部分が明確になった。来シーズンはさらなる飛躍をしていきたい」と誓った。

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