キャッシュレス決済額の最大20％が戻ってくるキャンペーンが7月1日より、相模原市内で実施される。相模原市が5月30日に詳細を発表した。

　決済サービスは前回のPayPayのみから、利用者のニーズに応じて、au PAY、d払い、楽天ペイが加わった。

　決済1回当たりの付与上限額は1,000円相当、キャンペーン期間の付与上限額は1決済サービス当たり2,500円相当で、最大1万円相当（2,500円相当×4キャッシュレス決済）となる。

　昨年6月に実施した前回キャンペーンと比較して、1決済サービス当たりの付与上限（前回3,000円）はダウンしたが、複数の決済サービスを利用すれば実質的にアップとなる。

　 対象店舗は、各決済サービスが利用できて、同キャンペーンのポスターやステッカーを掲示する市内の店舗。市内に事業所を置くフランチャイズ店も対象になる。

　当初予算は5億3,100万円。前回の約7億9,000万円から減った。キャンペーン期間は7月31日までの31日間。予算の執行状況などにより、キャンペーン期間が変更される場合がある。

　市担当者は「今回はコンビニエンスストアをキャンペーン対象から外したため予算額は減ったが、利用状況から見るとキャンペーン期間が大きく変わることないと考えている」と説明する。

　市は6月23日より、初めてスマートフォン決済を利用する人や利用に不安のある人などを対象に、利用者説明会を公民館など市内4カ所で行う。参加無料。事前申し込み不要。