
天皇杯準々決勝が8月27日、レモンガススタジアム平塚(平塚市)で行われ、SC相模原はヴィッセル神戸に1-1(PK2-4)で敗れた。入場者数は2730人。
神奈川県予選を勝ち、本戦で水戸ホーリーホック、ジュビロ磐田、川崎フロンターレ、ブラウブリッツ秋田と上位カテゴリーのチームに勝利し、クラブ史上初のベスト8に駒を進めたJ3相模原が昨年の覇者でJ1リーグ2連覇の神戸に挑む一戦。
直近のリーグ戦から相模原は7人、神戸は11人、先発メンバーを入れ替える。試合は加藤大育選手のボレーシュートで相模原が先制。相模原サポーターのボルテージが一気に上がる。同点で折り返した後半、相模原が気迫あふれるプレーで神戸ゴールに迫るもゴールは生まれず、15分ハーフの延長戦に入る。
神戸はジュアン・パトリッキ選手を投入して攻勢をかけるも、GKバウマン選手がゴールエリア付近からのシュートを2連続でセーブ。延長戦後半は両チームともチャンスをつくるも決着はつかずにPK戦へ。
相模原にとって川崎戦に続く今大会2度目のPK戦は神戸に軍配。大金星は逃したが、王者をあと一歩まで追い詰めた。