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ペスカドーラ町田、森岡選手の劇的ゴールで3連勝 Fリーグ第17節

決勝ゴールを決めた森岡薫選手。「優勝しか考えていない。そういうメンタルを持ってやらなければ優勝には届かない。最後は一番高いところで引退したい」と話す。

決勝ゴールを決めた森岡薫選手。「優勝しか考えていない。そういうメンタルを持ってやらなければ優勝には届かない。最後は一番高いところで引退したい」と話す。

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 Fリーグ・ディビジョン1第17節が11月15日、町田市立総合体育館(町田市南成瀬5)で行われ、ペスカドーラ町田はフウガドールすみだに3-2で勝利した。観客数は1845人。

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 上位チームにアウェーで2連勝して迎えた1カ月ぶりのホームゲーム。前回接戦を繰り広げたすみだとの再戦。試合前、前節にFリーグ通算400試合出場を達成した森岡薫選手のセレモニーが行われた。

 試合はすみだが先制。町田もいいシュートを放つも、町田でも活躍したすみだのGK土岡優晟選手がファインセーブを連発。0-1で試合を折り返す。

 後半、すみだが最初の決定機をつくるも得点には至らず。徐々に町田がペースをつかむと、敵陣ゴールライン近くでパスを受けたクレパウジ ヴィニシウス選手が角度のないところからのショットを決めて同点。さらにゴール正面から山中翔斗選手が左足を振り抜き、逆転に成功する。

 残り3分を切ったところですみだはパワープレーで同点。勝ち越しを狙う町田は積極的に仕掛けると、残り20秒、山中選手が相手のファールを誘って第2PKを獲得。これを森岡選手がインサイドキックで狙い撃ち。町田が劇的な勝利を収めた。

 試合後、町田のルーカス・キオロ監督は「ハーフタイムは非常に重要だった。前半で私たちが直面した困難についての分析をうまく行い、それを後半に向けて修正することができた」と振り返り、「相手の守備は私たちの強力な攻撃を無力化しようとし、我々はその堅い守備を打ち破る必要があった。非常に興味深い試合で、今日のフットサルはまるでチェスのようなゲーム、よくプレーされたフットサルだった」と満足げに話す。

 決勝点について、森岡選手は「あそこは決めないと優勝争いできないという責任感が大きかった。若い選手が僕を気遣うこともなく、同じ目線でやってくれる。僕もそこでしっかり責任感を持って、みんなに向けてピッチの中で表現しないといけない。本当に自分にとって大きなチャンスだった。ものにできて良かった」と話す。

 次回のホームゲームは、11月29日、首位の名古屋オーシャンズと対戦する。

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