J1リーグ第37節が11月30日、町田GIONスタジアム(町田市野津田町)で行われ、FC町田ゼルビアは名古屋グランパスに3-1で勝利した。入場者数は1万2396人。
天皇杯優勝の凱旋試合となったホーム最終戦。前半は動きの少ない展開になったが、終了間際、フリーキックのハイボールにミッチェル デューク選手が頭で競り勝って先制。後半にもロングスローをデューク選手が頭で後ろに流すと、中村帆高選手がスライディングシュートでネットを揺らす。
その後、PKで1点を献上したものの、相馬勇紀選手の右サイドのクロスからのこぼれ球を昌子源選手が押し込み3点目。公式戦4連勝でホームでの有終の美を飾った。
試合後には天皇杯優勝セレモニー、ホーム最終戦セレモニーが行われた。黒田剛監督は「天皇杯の初優勝。この栄冠はFC町田ゼルビア約36年の月日をかけて、チーム発足時から尽力してくださった先人の方々、そして町田市民をはじめとする多くの方々の思いが我々選手たちの力となり、タイトルに結びつけてくれた」などと話し、サポーターやスポンサー、チーム関係者の後押しに対して感謝の言葉を送った。
町田の次回のホームゲームは12月9日のシーズン最終戦、AFCチャンピオンズリーグエリートリーグステージ第6節。蔚山HD FCと対戦する。