第23回アクサブレイブカップブラインドサッカー日本選手権のファイナルラウンドが1月31日、町田市立総合体育館(町田市南成瀬5)で開催された。決勝戦でA-pfeile(アフィーレ)広島BFCが品川CC パペレシアルを1-0で下し、初優勝を飾った。
全国から21チームが参加した同大会。4年連続で町田開催となる決勝は、グループDを1位で通過した品川と、グループEを首位で勝ち上がった広島の対戦となった。試合は後半、広島の林健太選手がセットプレーからドリブルでゴール前へ運び、左隅に鋭いシュートを突き刺して先制。終盤、品川はゴール前6メートル付近でフリーキックのチャンスを得て猛攻を仕掛けるも、広島の堅い守備を崩すことができず、広島が1点を守りきった。
広島は今大会、交代選手がいないフィールドプレーヤー4人のみで全試合を戦い抜く過酷な状況の中、初の頂点に立った。試合後、広島の監督は「準決勝からの2週間、短い練習時間で相手のストロングポイントをどう消し、自分たちの強みをどうぶつけるかを徹底してきた。品川の激しいポジションチェンジに難しさはあったが、選手たちがコミュニケーションを取りながら対応してくれた結果。夢のようです」と選手の奮闘を称えた。
試合中、森島壮平選手が負傷し一時離脱するアクシデントに見舞われたが、監督は「ピッチに戻れないのであれば3人でやる際のポジショニングをキーパーと調整し、タイムアウトで時間を稼いだ。森島が出血しながらも思ったより早く戻ってよく頑張ってくれた」と、最大の懸念だった怪我を乗り越えたチームの結束力を振り返った。
3位決定戦では、free bird mejirodaiがコルジャ仙台に4-0で勝利し、3位に入賞した。大会MVPには広島の林選手が選ばれた。会場には965人の観客が来場し、熱戦に大きな拍手を送った。