明治安田J1百年構想リーグ第10節が4月11日、町田GIONスタジアム(町田市野津田町)で行われ、FC町田ゼルビアは柏レイソルを1-0で下した。入場者数は1万1325人。
アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)準々決勝のサウジアラビア遠征を目前に控える町田にとって、国内最後の重要な一戦。気温は28度近くまで上がる夏日の中、多くのファン・サポーターが来場し、スタジアムは熱気に包まれた。
試合は序盤から町田らしい堅守が際立った。前節のFC東京戦に続くクリーンシート(無失点)を目指し、前線からの連動した守備で柏の攻撃を封じ込める。黒田剛監督は試合後、「やっと町田らしい守備が見えてきた。スライドやシュートブロックなど、選手たちが感覚として掴み始めている」と手応えを語った。
均衡が破れたのは後半30分。林幸多郎選手が中盤でゴールを奪い、左サイドを突破したルーキーの徳村楓大選手の折り返しに、ナ・サンホ選手が反応し、押し込んで先制点を奪った。黒田監督は攻撃面について「あえて欲を言えば、3点、4点を取れる試合だった。そうした場面を確実に仕留めて突き放すしたたかさが、常勝チームには必要」と課題も口にした。それでも最後まで集中力を切らさず、1点を守り抜いてリーグ戦2連勝を飾った。
黒田監督は「ACL出発前のラストゲームで勝ち点3を積み上げられたことは大きい。チームとしてもいい流れで向かえる」と前向きに振り返った。