リクルート（千代田区）は8月31日、週末情報中心の無料タブロイド誌「3TIMES PRESS（スリータイムズプレス）」を創刊し、東急沿線の主要駅で配布する。

　同誌のコンセプトは「働く男女の３つの時間」。平日のONタイム「仕事モード」、平日のOFFタイム「趣味モード」、家族や恋人と過ごす「週末モード」の3つの生活シーンに分け、「3つの時間の充実が人生を豊かにする」を合言葉にワークライフバランスのための実用的な情報を提供する。

　対象は主に30～40代の働く男女。3つの生活シーンのなかでも、特に週末の過ごし方についての提案に力を入れ、毎回第1特集として取り上げる。家族やパートナーとの充実した週末の提案を通し、行動を喚起することで、商業施設やレジャー施設を中心とした掲載広告主の販促支援につなげることを目指す。

　同社では創刊を記念して、「領収書、3倍返しで落とします！」キャンペーンを同17日～30日に実施。期間中に有意義なお金の使い方をした応募者から毎日3人、計42人を「今日のうらやましいぞ」に認定し、使ったお金を「3倍返し」（最大3万円）する。

　同社広報部社外広報グループの相澤倫也さんは「当社のフリーマガジンやテスト版の配布をさせていただいた関係から東急沿線に置くことになった。読者や広告主の評価を踏まえて、将来的には他の沿線へも展開を考えていきたい」と話す。

　発行は毎月隔週の月曜。東急電鉄主要44駅構内の特設ラックで配布する。部数は7万部を予定。広域町田圏内の配布場所は、長津田、南町田、中央林間の3駅。