町田で「発明コンテスト」-小中学生74人の作品を表彰・展示

大賞作品「コテの煙を吸い取りくん」

大賞作品「コテの煙を吸い取りくん」

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 町田市少年少女発明クラブ(町田市本町田、TEL 042-729-3851)は1月23日、ぽっぽ町田(原町田4)で「アイデアものづくりコンテスト」の表彰式と作品展示会を開催する。

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 コンテストは今年で5回目。74人の小中学生が昨年9月から製作に取りかかり完成させた72作品を表彰する。大賞は、町田市立金井中学校2年生の中島督晴さんが発明した、はんだ付けの作業で発生する煙を吸い取る「コテの煙を吸い取りくん」。サンタクロースの正体をあばく機械「サンタ・トラップ・メカ」や「光る横断歩道」などユニークな作品も入賞。作品は特許申請を検討する。

 同クラブ運営委員長の小泉志津男さんは「大人が思いつかない発想で、エコや福祉に取り組む作品が多い。子どものやさしさが感じられてほほ笑ましい」と話す。

 同クラブは2005年、特許庁のモデル事業クラブとして発足。「町田市からノーベル賞受賞者を出そう」をスローガンに、「子どもの発明・発見に対する夢と希望、創造性、感性豊かな人間性を育むこと」を目的に活動。子どもの創作活動を、大手メーカーや建設会社、JAXAのエンジニアや国際特許事務所の所長などが指導員としてサポートしている。

 表彰式には市長も出席を予定するほか、コマづくりのワークショップも行う。「なぜ、竹とんぼが飛ぶのか?コマが回るのか?『自分たちで作って考えよう』と呼びかけている。身の回りのものから、こんなものがあればという『ドラえもんの世界』の発想を大人がサポートしていきたい」(小泉さん)。

 表彰式は10時~11時30分。作品展示会は10時~16時30分。

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