FC町田ゼルビアは3月7日、JFL開幕前最後となるFC東京、東京朝鮮大学とのトレーニングマッチを小平市内で締めくくった。
ゼルビアは2月から11試合のトレーニングマッチを実施。FC東京戦はJチーム3試合目の対戦。1試合目の東京ヴェルディ戦は1対0で勝ち、2試合目の湘南ベルマーレ戦は3対3で引き分けている。試合は、FC東京のリカルジーニョ選手や赤嶺選手らが鋭い攻撃を展開。ゼルビアは試合後半、反撃に出るものの得点に結びつかず、0対3で敗れた。
第2試合の東京朝鮮大学戦は、新加入の星大輔選手がPKを決めて先制するも、後半、豪快なミドルシュートを決められ、1対2で逆転負けした。
トレーニングマッチ終了後、ゼルビアの相馬監督は「今日の試合は、内容は悪くなかったが結果に結びつかず、やきもきする面もあった。90分の試合時間中、良い時間帯もあればそうでない時間帯もある。ペース配分を考えて、攻撃に迫力を持たせたい」と話す。
今季からキャプテンを務める柳崎祥兵選手は「チーム状態は仕上がってきた。新加入選手のプレースタイルも分かった。1週間後の開幕に向けて、連係プレーの細かいところを確認する。初戦は昨年王者のSAGAWA。勝って、J2昇格へ勢いをつけたい」と意気込みをみせる。
JFL開幕戦は3月14日、SAGAWA SHIGA FCと佐川守山(滋賀県守山市)で対戦する。