FC町田ゼルビア、ホーム初「ナイトゲーム」-佐川印刷とスコアレスドロー

町田市立陸上競技場で初めて行われたナイトゲームの様子

町田市立陸上競技場で初めて行われたナイトゲームの様子

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 日本フットボールリーグ(JFL)後期第1節が7月3日、町田市立陸上競技場で行われ、FC町田ゼルビアは佐川印刷SCと0対0で引き分けた。観客数は3,148人。試合前、J2規格に対応するホームスタジアム改修で完成した照明灯4基の点灯式が行われた。

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 ゼルビアは現在3位。前節の勝利により、天皇杯で東京ヴェルディとの対戦が決まっている。佐川印刷SCは6位。前期はゼルビアが4対1で勝利した。

 前半、ゼルビアはボールポゼッションを高めて試合を優勢に進める。対する佐川印刷はカウンター狙い。終盤は佐川印刷がペースを握るが互いにチャンスに決められずスコアレス。後半も前半同様の展開に。90分、ゼルビアMF太田康介選手がこの日2枚目のイエローカードを受け、退場。両チームとも持ち前の攻撃力を生かせず、スコアレスドローに終わった。

 試合後、佐川印刷SCの中森大介監督は「ゼルビアの2トップを抑え、堅守速攻とコーナーキックからの得点を狙った。ゼルビアには昨年から3連敗。同じ相手に4回負けるのはあり得ない。進歩を見せよう、今日は負けないというプライドを持って戦うことができた。エース塩沢勝吾の欠場にもかかわらず、他の選手が良くやってくれた」と振り返った。

 ゼルビアの相馬直樹監督は「立ち上がりの良い時間帯に点を取れなかったが、無失点は評価できる。ハーフタイム、選手にゴールに向かう勇気が足りないと話した。前期もドロースタートだった。残り16試合、あせらず勝ち点を取り返したい。次節の相手、FC琉球は(前期初黒星を喫して)悔しい思いをした。酷暑での戦いになるが、良いコンディションで沖縄に乗り込みたい」と意気込みをみせる。

 柳崎祥兵選手は「ゼルビアはスピーディーな攻撃が持ち味。これは中盤がボールを持つ時間が少ないということでもある。夏場向けて使い分けていくことが必要」と話す。

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