FC町田ゼルビア、ブラウブリッツ秋田に勝利-相模原市で初ホームゲーム

シュートを放つゼルビアのFW勝又慶典選手(左)

シュートを放つゼルビアのFW勝又慶典選手(左)

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 日本フットボールリーグ(JFL)後期第15節が11月14日、相模原麻溝公園競技場(相模原市南区下溝)で行われ、FC町田ゼルビアはブラウブリッツ秋田に1対0(前半1対0)で勝利した。入場者数は2,437人。

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 同競技場は、今週末に始まる全国地域サッカーリーグ決勝大会でJFL昇格を狙うJ準加盟チーム、S.C.相模原のホームグラウンド。1万5,000人収容可能なスタンドが現在建設されている。ゼルビアが相模原市内でJFL公式戦を行うのは初めて。

 JFL順位はゼルビアが2位、秋田が7位。前期は1対2でゼルビアが勝利するも、前節まで得点ランキング1位だった大型FW松田正俊選手にゴールを決められている。

 試合は前半、ほぼ互角の戦い。ゼルビアは前線に縦パスを素早くつなぎ、チャンスをつくるもゴールにつなげることができない。しかし前半42分、今季新加入の鈴木崇文選手が初得点を決める。中盤とディフェンスラインの間でボールを受けると、DFラインの背後を狙うFW木島良輔選手にスルーパス。GKと一対一となった木島選手のシュートは、相手GKに弾かれてゴールポストを直撃。跳ね返ったボールを詰めていた鈴木選手が押し込み、1対0で試合を折り返す。

 後半はゼルビアMF柳崎祥兵選手、秋田の松田選手らが決定的なシュートチャンスを決めることができず、試合終了。勝ち点と得失点差で並ぶSAGAWA SHIGA FCが前日の試合で7対0と大勝したため、得失点差で3位に後退した。

 試合後、ゼルビアの相馬直樹監督は「非常に難しい試合展開となったが、選手が最後まで集中を切らさずに戦い抜いた。ホームゲームで勝利を見せることができて良かった。ゴールチャンスを確実にものにできるようにすることが今後の課題。次節は昨年度王者のSAGAWAとの対戦。成長した姿を披露し、勝利をつかみ取りたい」と話す。

 秋田の横山博敏監督は「こぼれ玉に詰める、1点に対する執着心が結果に出た。サイドから何度もチャンスをつくったが、決めることができずに悔やまれる」と話す。

 次の公式戦は11月21日、ホーム最終戦。相模原麻溝公園競技場でSAGAWA SHIGA FCと対戦する。

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