農業って、簡単なんだ!
世田谷から通い、240㎡の農地を耕し始めてから、半年の歳月が過ぎました。
楽しいけれど、この広さでは農業としては成り立ちません。
入札は半年ごとと決まっています。そうして2回目の入札で、やっと2500㎡の農地を借りることになりました!
この時すでに町田市の農地は入札が殺到し、定かではありませんが倍率6倍とも言われる農地です。
この時は、本当に嬉しかったのです。急いで町田市内の一軒家を借りて引っ越しました。
大半の畑を手で耕して、ススキを抜いたりと大変でしたが、なんとか農地として使えるようになりました。一回目に借りた農地とは違い、雑木もあまりありませんでしたので、開墾は順調に進みました。
さて、作付けです。9月から借りましたので、秋冬の野菜、レタス・キャベツ・白菜・ほうれん草などを作付けました。この畑で、農業は簡単ではないということを思い知らされることになりました。レタスは3㎝のまま球結を始めました。白菜・ほうれん草は芽のままです。何が起きているのか、理解するまで少し時間がかかりました。
新しい農地は、町田市の土地のため年2回草刈りをして、すべての草を持ち出していました。反対に、最初に借りた農地は放棄されていて落ち葉が降り積もり腐葉土となっていたのです。ちなみに、栽培方法は無施肥ではありません。有機栽培に用いる肥料は使用して育てた結果として、3㎝のレタスができたということです。
この畑で、、、良い野菜を本当に作ることができるのか?あまりにも酷い話のため、ブログやフェイスブックでも当時一切公開しませんでしたので今初めて告白しました。こうして、恐ろしく痩せた土地での有機栽培が始まりました。