早いもので2017年も2月となりました。
私、風邪をひきました。
元日に寒中水泳を行い、今年の無病息災と健康を祈っていたのですが。
祈りが足りなかったようです。
インフルエンザもはやっているようです。
皆さんもお気をつけて。
さて、私の仕事ですが。
2月はイベント事も少なく、FC町田ゼルビアのJ2、SC相模原のJ3、ノジマステラ神奈川相模原のなでしこ1部の「開幕」を待つ。
と思いましたが、嬉しいニュースが入って来ましたね。
春の選抜高校野球に町田市の高校・日大三高が出場。
「6年ぶり19回目」
久しぶりです。
同じ西東京地区の早稲田実業が注目を集めていますが、今年の日大三高もいいチームです。
東京の代表、町田の代表として活躍を期待したいですね
春の選抜ではありませんが、夏の選手権は私も取材をしています。
毎年、相模原市と町田市、愛川町の全高校野球部28校をまわり、主将の声を録音します。
春から夏にかけての私の決まったお仕事です。
3月ごろ高野連へ企画書を送り、1校1校電話をして日程を決めます。
その間に新人戦やテスト、学校行事などがあり、28校となると2カ月くらいかかります。
しかも、電話をかけるタイミングが少なく、監督や部長が職員室にいる時間帯を予測して電話します。
具体的にいうとホームルーム終わりからグラウンドに行く間で職員室にいるこのわずかな時間。
このタイミングをはずすと一週間くらい連絡がつながらないもどかし時間となります。
部員数がぎりぎり11人の野球部。
狭いグラウンド。しかも、サッカー部が半分以上使っている野球部。
練習するグラウンドがない野球部。
かと思えば、専用グラウンドが広々とあり、部員が60人以上いる野球部。
甲子園優勝高校、甲子園常連校もいれば
合併により、もうすぐ名前がなくなる高校も。
主将の意気込みも
「目標・1回戦突破!」「甲子園に行きます!」「全国制覇です!」
と様々。
監督さんも面白いです方がいます。
私に身振り手振りで練習を解説してくれたり、主将に無言のプレッシャーを与えたり、
「また今年も来たんだね」と優しく声をかけてくれたり。
28校。
私たちの地元にある高校野球部は
1校1校、様々なドラマがあります。
ボールが見えなくなるまで練習する高校球児を見ていると
なぜそこまでするのだろう?
と、不思議に思います。
「野球、楽しい?」
ある野球部の主将に聞いた事があります。
「楽しいです」
という答えが。
「なんで楽しいの?」
やや間があって
「今しかできないからです」
ああ。
確かに。
野球はいつでもどこでもいくつになってもできる。
でも、「高校野球」は高校生しかできない。
この学校、このグラウンド、この仲間とは
今しかできない。
少しでも長く「高校野球」を続けるために
泥んこになって練習をしているのでしょう。
そのひたむきさに周りは感動し、感涙する。
強豪校だけでなく、すべての高校を応援するため。すべての高校球児を応援するため。
この「高校野球めぐり企画」があります。
放送を聴いた人から
「うちの母校は人数もすくなく弱小なんだけど、きっちりと取材してくれてうれしいよ」
と感想を頂きました。
高校球児の一生懸命な姿を見ると、こちらも一生懸命になりますよ。
今年ももうすぐ私の高校野球企画がスタートします。
高校球児の「今」をみなさんにお届けできるようにがんばります。