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相模原の商店街が「はやぶさグルメ」開発-JAXA見学者の需要見込む

はやぶさが宇宙へ飛び立つ瞬間をイメージした海鮮すし「はやぶさ」

はやぶさが宇宙へ飛び立つ瞬間をイメージした海鮮すし「はやぶさ」

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 JAXA相模原キャンパスが位置する淵野辺駅の駅前商店街「にこにこ星ふちのべ」の各店が12月中旬より、「はやぶさ」関連のグルメやグッズを販売している。

ウナギをソーラーパネルに見立てた「はやぶさ重」

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 同キャンパスは映画「はやぶさ/HAYABUSA」の公開以降、見学者が増加。来年はさらに2本の映画が公開されるため、一層の増加が予想されている。

 「はやぶさの帰還を支えたJAXA相模原キャンパスと同じ地にある商店街として、はやぶさの感動をより多くの人と共有したい。遠方から来た人を商店街としておもてなししたい。一緒に楽しみたい」という思いから、「はやぶさ」にちなんだグルメやグッズを開発した。

 開発した商品はグルメ10品とグッズ2品で今後、増えていくという。「はやぶさ重」(1,500円)は注文を受けてからさばくウナギをソーラーパネルに見立て、ジョイント部にはウナギのヒレ、だし巻き卵の本体の上にホタテ煮のアンテナを立てる。

 2日間煮込んだスパイシーなチキンカレーの宇宙空間にライスで表現した小惑星を浮かべた「いとかわカレー」(550円)、はやぶさが宇宙へ飛び立つ瞬間をイメージした海鮮すし「はやぶさ」(899円)、はやぶさのジェット噴射をトマトで表現した洋風おでん「宇宙煮トマト」(630円)など「遊び心を加えて」、食材でストレートに表現する。

 「はやぶさ手ぬぐい」(1,300円)は地元・桜美林大学(町田市常盤町)の学生と呉服店のコラボ商品。淵野辺発ガールズ・ボーカルユニット「POP LIP」もはやぶさユニットとして華を添える。

 同商店街は街全体を銀河に見立て、道路に「カシオペア座通り」「はくちょう座通り」など星座の名前を付け、オブジェやタイルで装飾している。商店街理事長の茅明夫さんは「スペースタウン淵野辺で『はやぶさグルメ』を食べ歩きしながら、宇宙をより身近に感じていただければ」と期待する。

 はやぶさグルメマップを来年1月、参加店や公民館などで配布する予定。

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