相模原フットサルコート「COZISPO（コジスポ）」（相模原市下溝、TEL 042-777-6656）が2月9日、オープンした。施設の所有と運営は元Jリーガーの小島光顕さん。

　小島さんは国見高校（長崎県）を卒業後、東京農業大学、富士通（現川崎フロンターレ）を経て、1993年のJリーグ開幕時にサンフレッチェ広島に移籍しプロとしてデビュー、2002年にアビスパ福岡で現役を引退した。J1通算成績は233試合出場、4得点。その後、世田谷や大和で少年サッカースクールを開校、現在は東京農業大学サッカー部の監督も務める。

　同施設はロングパイル人工芝を使用した国際標準サイズの屋外コート2面のほか、男女別のシャワールーム、ミーティングスペース、30台分の駐車場を備える。人工芝は横浜F・マリノスや大宮アルディージャの練習用グラウンドと同製品を使用。「プロが使用する最高の人工芝なので、子どもたちにとってもけがの心配が少なく、体への負担が少ない」（小島さん）。

　施設の特徴について、小島さんは「コジスポはサッカー人生の集大成。良質な人工芝や広いピッチサイドなど設備にこだわった。自分が所有する施設だからできること」と説明する。ソフト面でも、少年サッカースクールやサッカークラブ「FC相模原 HORTENCIA（オルテンシア）」の発足、元読売ジャイアンツの後藤孝志さんによる野球教室などを展開し、施設の多目的利用を進める。

　「子どもたちの個性を伸ばし、夢を与えることができる施設にしたい。将来的にはサッカーや野球のプロ選手を1人でも多く輩出できれば。相模原の野球とサッカーがもっと盛り上がるように貢献したい」（小島さん）と抱負を語る。

　営業時間は、平日＝12時～26時、土曜・日曜・祝日＝9時～26時。利用料金は、平日＝5,250円～（1時間）、土曜・日曜・祝日＝10,500円～（1時間）。

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