小田急電鉄と東京メトロは3月2日・3日、東京メトロ沿線の梅の名所巡りなどに便利な臨時特急ロマンスカー「メトロおさんぽ号」を運転する。
運転区間は本厚木~北千住間の片道のみ。町田を9時53分に出発し、代々木上原から東京メトロ千代田線に乗り入れる。途中、「梅まつり」を開催している湯島天満宮の最寄り駅である湯島駅にも臨時停車する。北千住到着は10時57分。列車はMSE(60000形)6両編成。
「メトロおさんぽ号」と併せて、小田急線発駅から代々木上原までの往復と東京メトロ全線が一日乗り放題になる乗車券「小田急東京メトロパス」を利用すると浜離宮恩賜庭園や小石川後楽園などのスポットで特典が受けられる。
町田~湯島・北千住の特急料金は600円。小田急線各駅、小田急トラベルなどで販売する。小田急お客さまセンターによれば27日11時現在、町田~湯島間は両日共に250席以上の空席がある。
湯島天神は梅の名所として江戸時代から庶民に親しまれてきた。梅園には白梅を中心に約300本が植えられている。開花状況は3分咲き程度、3月上旬が見頃。