ナポリピザが主力のイタリアンレストラン「PIZZERIA BAR NAPOLI 町田」(町田市原町田6、TEL 042-850-8566)が4月5日、町田駅前のセンタービル109マチダ内にオープンする。運営は、飲食業経営などを手掛ける遠藤商事(渋谷区)。
町田店は吉祥寺、渋谷、中野、下北沢などに次ぐ9店舗目。イタリアでプロサッカー選手の経験を持つ同社社長が「将来、世界に通用するサッカー選手を育成したい。世界の子どもたちにサッカーができる環境を提供したい」と、サッカー元日本代表の巻誠一郎選手(東京ヴェルディ)とコラボ出店した。
「町田は昔からヴェルディサポーターも多く、FC町田ゼルビアの本拠地であり、サッカー文化を地元の方々が支えている風土がある。そのような街にサッカー好きが集まる店をつくりたいと思った。サッカー選手とのコラボは初の取り組み」と同社広報担当の續大輔さん。店の売り上げの一部を世界中の子どもたちのサッカー活動に寄付するほか、来店客が洗濯済みの中古スニーカーを寄付するとドリンク1杯を進呈するという。
店舗面積は1階と2階合わせて約24坪。席数は50席。ナポリの「ピッツェリアバール」をイメージした店内にはサッカーを観戦できるモニターを設置。巻選手のユニホームも展示するなど、サッカー好きが集まる空間を演出した。
ナポリで学んだ職人が石窯で焼くピザは、マルゲリータ(1,500円)、クアトロフォルマッジ(2,100円)、フォカッチャ(700円)など30種類。ランチは8種類のピザを500円で提供する。客単価は3,000円(ランチ1,000円)。
「プロ選手の引退後、当社で働けるセカンドライフの環境を用意することも目的。今後はこのようなコラボ店舗を全国各地に広げていきたい」(續さん)。
営業時間は11時~翌4時(ランチタイムは11時~15時)。
※閉店