ソニーは3月11日、舞台芸術やスポーツイベント、音楽イベントなどをデジタル化し、作品・イベントの権利所有者と共同で全国の映画館に向けてデジタル映像を供給するコンテンツ配給事業を開始。第1弾として5月から、音楽座(町田市原町田6)のミュージカル「メトロに乗って」をデジタル上映すると発表した。
同作品は、昨年12月の再演をハリウッドの映画撮影にも用いられるソニーのHD機材で撮影し、編集・制作したもの。大画面でデジタル上映されるミュージカルは、演者の動きや表情、舞台の細部までを映し出すことで、舞台芸術の新たな楽しみ方を提供するという。同作品の配給は、関東圏の映画館を対象に開始し、その後、全国へ展開する予定。
同劇団広報担当者は「原作者の浅田次郎さんが『200%満足な出来栄え』と絶賛したというステージの感動をそのままに、映画館のスクリーンいっぱいに広がる新たなエンターテインメント空間を思う存分楽しんでほしい」と期待を寄せる。
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