相模原市は9月17日より、麻溝公園競技場(相模原市南区下溝)など3つの市立スポーツ施設でネーミングライツ(施設命名権)のスポンサー企業を募集する。
スポーツ施設のネーミングライツは、サーティーフォー相模原球場(中央区弥栄3)に続く案件。同競技場のほか、総合体育館(南区麻溝台)と総合水泳場(中央区横山5)で募集する。
麻溝公園競技場は、J3参戦予定のSC相模原、アメフトトップリーグ所属のノジマ相模原ライズ、女子サッカーなでしこリーグ入りを目指すノジマステラ神奈川などの公式戦で使用。総合体育館と総合水泳場でも日本トップレベルの選手が出場する大会が開催されている。
「3施設とも『見るスポーツ』で集客できることからネーミングライツの導入を決めた。麻溝公園競技場では第2競技場を整備している。新たな財源の確保で市民サービスの向上を図りたい」と同市スポーツ課の担当者は説明する。
ネーミングライツの契約期間は3年以上。契約金額(年額)は、競技場=1,000万円以上、総合体育館と総合水泳場=300万円以上を希望(希望金額未満の申し込みも可能)。
競技場の愛称は、競技場と(仮称)第2競技場の愛称を個別に命名することも可能。総合水泳場は愛称に「グリーンプール」を含めることが条件。施設の看板の変更や新たな看板設置も可能でスポンサーの費用負担が必要。
名称変更時期は2014年4月を予定。選定は、選定委員会が契約金額、契約期間、施設の愛称、応募者の経営状況などを勘案して決定する。募集は10月31日まで。