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町田市、芹ヶ谷公園「国際工芸美術館」整備費用など公表

芹ヶ谷公園「美術エリア」イメージ図 出典:芹ヶ谷公園"芸術の杜"プロジェクト DESIGN BOOK

芹ヶ谷公園「美術エリア」イメージ図 出典:芹ヶ谷公園"芸術の杜"プロジェクト DESIGN BOOK

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 町田市は12月11日、(仮称)国際工芸美術館(以下、工芸美術館)の整備進捗状況を発表し、基本設計の概要や整備費を明らかにした。

 進捗状況の公表は7月に続くもので、2つの美術館の一体的な整備や実現に向けたロードマップなどの説明が追加された。

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 版画美術館内の版画工房やカフェは、向かい側に新設する体験工房棟(タイケンステージ)へ移動し、子どもを含めたあらゆる人たちに参加・体験を提供するという「アートステージ」に改修して、工芸美術館と版画美術館の共通エントランスとする。

 地域住民の要望である地形の高低差を解消するためのエレベーターを両美術館の一体化工事で新設。生活動線が美術館内部を貫くユニークな設計となった。

 整備費の合計は約40億2000万円。内訳は、工芸美術館整備工事=28億5300万円、版画美術館・工芸美術館一体化工事=3億6700万円、体験工房棟整備(想定値)=約8億円。

 美術館など建築物の整備費のほかに、公園の概算工事費として15億1000万円(芹ヶ谷公園再整備基本計画/2016年)を見込む。

 プロジェクトの定性的な効果として、街全体の魅力や価値を高めることを挙げる。経済波及効果は、来園者がまちで消費活動をすることによる効果を1年あたり1億5,500万円と見込み、概ね20年間で約252億円と算出。整備費の財源として、企業版ふるさと納税や東京都市町村総合交付金などの活用を進めるという。

 仮称国際工芸美術館と体験工房のオープンは2025年度、国際版画美術館のリニューアルオープンは2027年度の予定。