日本フットボールリーグ(JFL)第28節が10月6日、町田市立陸上競技場で行われ、ホームのFC町田ゼルビアは栃木ウーヴァFCに3対1で勝利した。観客数は3028人。
2カ月ぶりのホームゲーム。アウェー3連戦は1勝2敗で上位チームとの勝ち点差が開くとともに、SC相模原に得失点差で抜かれて現在4位。
「アウェー3連戦はプラン通りではなかったが、内容は悪くはないと選手のみんなも思っていたので、今日も続けていこうと送り出した。久しぶりの野津田で気持ちよくウオーミングアップから入れた」と楠瀬監督代行。
試合は、栃木に先制されるも、カウンターからFW鈴木孝司選手がヘディングシュートで追いつくと前半終了間際にも自ら獲得したペナルティーキックを決めて逆転。後半はピンチをGK相澤貴志選手が何度も防ぐと、アンデルソン選手がだめ押しとなる豪快なシュートを決めて勝利した。
残り6試合、首位の長野との勝ち点差は9、2位の讃岐とは8。得失点差も引き離されている。J2に再び昇格するためには2位以内に入る必要がある。勝ち星を積み重ねていくしかない。次の相手は長野。
「1戦1戦を戦ってチームがどういうモチベーションで挑んで結果を出していくかが大事。次の長野戦、その次の讃岐戦を選手たちは楽しみにしている」と楠瀬監督代行。「次の試合、先発で出たいという選手たちが多い。やるべきことをやって、あとから勝ち点がついてくると思っているのでベースを引き上げている。もちろん諦めていない」と力を込める。
次のホームゲームは10月26日、カマタマーレ讃岐と対戦する。