明治安田生命J3リーグ第5節が4月6日、相模原ギオンスタジアムで行われ、ホームのSC相模原はブラウブリッツ秋田に3対0で勝利した。観客数は3315人。
得点力不足の相模原の救世主となるか、元日本代表・高原直泰選手はFWで先発。前半は秋田の2本に対し、7本のシュートを放った相模原ペースで進むがスコアレス。
後半に入ると相模原が怒涛の攻撃を見せる。73分、高原選手がゴール前で浮かしたボールを菅野哲也選手が右足で合わせて先制。さらにフェアー・モービー選手が追加点を決めた。86分には高原選手に待望の初ゴール。落ち着いてPKを決めるとスタジアムが歓喜に沸いた。
試合後、相模原の木村哲昌監督は「佐野と高原は良い連携ができていた。菅野の先制後は波に乗れた」と振り返る。「1点目の直後に『ここからが大事だ』と一番大きな声を出して引き締めたのは高原だった。そのプロとして姿勢がチームに大きな効果を生んでいる」とも。
高原選手は「得点できてホッとしている。チームはこれから発展していく」などと笑顔で話した。
相模原の次のホームゲームは4月20日、藤枝MYFCと対戦する。