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「ピッチ内で輝くお前が見たい」高原直泰選手がSC相模原に期限付き移籍

高原選手(右)と木村監督

高原選手(右)と木村監督

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 サッカー元日本代表の高原直泰選手(東京ヴェルディ)がSC相模原に期限付き移籍で加入した。移籍期間は2015年1月31日まで。

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 高原選手は1979(昭和54)年生まれ。育成年代から各世代別の日本代表でストライカーとして活躍し、ジュビロ磐田でプロデビュー。アルゼンチンの名門クラブ「ボカ・ジュニアーズ」で南米サッカーを経験した翌年、J1得点王を獲得。ドイツブンデスリーガ1部のハンブルガーSV、フランクフルトでは約5年間プレーし、世界で能力の高さを証明した。その後、浦和、韓国の水原、清水、東京ヴェルディとビッグクラブを渡り歩いた。日本代表では57試合出場23得点と高い決定力を示している。

 クラブは3月25日、相模原市役所で記者会見を開いた。「Jリーグの舞台に参戦できた創設7年目。世界の舞台を経験してきた高原選手が加わることは戦力のみならず、クラブの成長に大きな意味がある」と小西展臣専務。木村哲昌監督は「若手中心のチームにプロ意識を浸透させて、チームを引っ張ってほしい。今シーズン3試合で2得点のみという中で、攻撃力として非常に期待している」と力を込める。

 初めて来たという相模原の印象について、「大きな街で、これから発展していくパワーを感じた」と高原選手。「監督の目指すサッカーを早く理解し、結果を出して行きたい。プレー以外でも、若い選手にプラスの影響を与えたいし、チームのスタッフ、ファンの皆さん、SC相模原の試合を見たことがない市民の皆さん、いろいろなところに良い影響を与えたい」と意気込みを見せる。

 クラブハウスもなく、今まで在籍したチームより環境が整っていない相模原に移籍した理由を聞かれると、「今までもいろいろな環境でやってきた。自分が与えられた環境に順応して、自分のプレーをするだけ。また、ヴェルディで出場機会が少なくなっており、現状打破しなければと感じていたところに望月代表から話を頂き、個人的には即決できた」と説明。

 望月代表からの口説き文句について聞かれると「『またピッチ内で輝くお前が見たい』と言っていただいた」と照れながら回答。スケジュールの都合で欠席した望月代表は「高原選手が加わった相模原をこれまで以上に注目してください。J3を熱くします」と熱いメッセージを寄せた。

 次の公式戦は3月30日、町田市立陸上競技場でFC町田ゼルビアと対戦する。

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