J3第15節、FC町田ゼルビアは町田市立陸上競技場でSC相模原と対戦。後半、DF深津康太選手のヘディングシュートが決勝点となり、町田が2対1(前半1対1)で勝利した。観客数は3519人。
今シーズン2回目の隣町ライバル対決。33分、町田の戸高弘貴選手が相手DFのこぼれ球を奪うとドリブルからシュートを決めて先制。相模原も67分、サイドチェンジからフリーでボールを受けた高原直泰選手のクロスを服部康平選手が頭で合わせ、同点で前半を折り返す。
相模原は後半、交通事故で戦線離脱していた佐野裕哉選手を6試合ぶりに投入。序盤ペースを握るが滑りやすいピッチで思うようなプレーができない。すると町田は76分、コーナーキックを深津選手がニアサイドでヘディングシュートを決める。町田は勝点を34に伸ばして首位をキープした。
試合後、相模原の木村哲昌監督は「高原へのパスコースを町田に消されていた。後半はペースをつかんだが滑りやすいピッチでミスが多かった。次のホームゲームでは連敗しないように守備をしっかりしたい」と話す。
相馬直樹監督は「失点はやってはいけない形。後半は修正することができた。悪天候でリスタートが大切だと選手に話していたが、深津がよく決めてくれた」と振り返った。
町田の次のホームゲームは6月22日、AC長野パルセイロと対戦する。相模原の次のホームゲームは6月15日、ガイナーレ鳥取と対戦する。