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町田・玉川学園のフランス菓子店、ハード系パンを販売

パン・ドゥ・ミ(写真奥)ほか、約30種類のパンを少しづつ焼く。手書きポップで商品を詳しく説明する。

パン・ドゥ・ミ(写真奥)ほか、約30種類のパンを少しづつ焼く。手書きポップで商品を詳しく説明する。

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 玉川学園駅そばのフランス菓子店「パティスリー・パクタージュ」(町田市玉川学園2、TEL 042-810-1111)が5月末よりハード系パン「パン・ドゥ・ミ」の販売を始めた。

シェフ・パティシエールの齋藤由季さん

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 北海道産小麦とバターを100パーセント使用し、クロワッサンよりも少し甘めという同パン。価格は一斤360円。昼前に焼き上がると2時間ほどで売り切れになるという。パン・ドゥ・ミのほか、バゲットやカンパーニュに野菜やチーズなどをのせたオープンサンド「タルティーヌ」など約30種類を取りそろえる。

 「フランスのパティスリーはケーキだけでなくパンや総菜を扱うことが多い。オープン当初から、毎日食べることができるパンを提供したいと考えていた」とシェフ・パティシエールの齋藤由季さん。

 齋藤さんは23歳で渡仏し、2つ星レストラン「ル・ジャルダン・デ・サンス」のパティスリー部門などで4年間修行。帰国後、数店のパティスリー立ち上げに関わり、昨年3月に生まれ育った玉川学園で自分の店を開いた。

 同店はフランスの伝統菓子を中心に取りそろえる。「私が作るケーキはどちらかというと重厚。スポンジをたくさん使うロールケーキは扱っていない。小さくて値段が高いと思われがちだが、食べていただくと満足感は高いと思う」。都内で立ち上げた店よりも客からの反応は良いという。「客層は40代以上が多いが、夏休みに向けて親子で楽しめる料理教室を開く予定」とも。

 営業時間は10時~19時。火曜定休。

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