世界最大のカブトムシやクワガタムシなど「世界一」の昆虫を生体展示する企画展が現在、相模川ふれあい科学館(相模原市中央区水郷田名1、TEL 042-762-2110)で開かれている。
ヘラクレスオオカブト、ギラファノコギリクワガタ、エレファスゾウカブトなど「世界ナンバーワン」の称号を持つカブトムシやクワガタムシのほか、カレハカマキリ、ランカマキリなど枯れ葉やランの花に擬態することで有名なカマキリの仲間や世界最重量のヨロイモグラゴキブリが集合。
大きさだけでなく、タランチュラ、サソリ、ムカデなど「世界最恐の虫たち」や、カイコ・アリジゴク・ワモンゴキブリなど身近な場所に生息する「意外な世界一」の昆虫も紹介する。
昆虫トリックアートの写真撮影コーナー、最近大きな問題となっているペット遺棄問題の解説パネルも設置するほか、期間中の週末を中心に昆虫観察ツアーや昆虫工作、昆虫飼育講座、ミヤマ仮面の昆虫体操など、夏休みの宿題や自由研究にも役立てられる多彩な関連イベントを予定する。
「100万種以上生息するといわれている昆虫たちは、小さな体にさまざまな能力を秘めている。相模原にいる身近な昆虫はもちろん、世界ナンバーワンの昆虫を実際に見ることで発見や驚きを感じ、多様性の神秘や大切さを学んでいただければ」と担当者。
開催時間は9時30分~17時。入館料は高校生以上=300円、小・中学生=100円、65歳以上=150円、幼児は無料。8月31日まで。